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ウィルスに感染しています 女性の声で警告する詐欺サイトにビビる

クリスマスも終わり、暮れも押し詰まってきました。

テレビの情報番組やニュースの特集で、年末になると特殊詐欺が増えるので注意喚起していますね。

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年末になると、お年玉や年末年始は金融機関も休日ということで手元にお金を置いておくことが多いのも理由だそうです。

私には同居している70代の母がいます。
特殊詐欺の被害のターゲットど真ん中の世代です。

 

実は、過去に2回ほど詐欺電話で危うく引っかかりそうになっています。

たまたま詐欺電話がかかってきた時に、私が電話で話す母のそばにいたので事なきを得ました。

 

詐欺電話の相手は、本当に話が上手だなぁと横で聞いて関心してしまったほど巧妙です。

テレビなどでオレオレ詐欺や特殊詐欺の情報は知っていても、防ぐのは簡単ではないと思いました。

マイクロソフトから女性の警告アナウンス

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母は、スマホはいまだに使えませんがパソコンではメールやインターネットを使っています。

時々、パソコンがフリーズして動かないとか、キーボードのテンキーが打てなくなってとか、小さなトラブルはあります。

それでも、自分のパソコンを何とか使いこなしています。

そんな母が、

大変!大変!パソコンが大変なことになった!

と血相を変えて私を呼びに来ました。

まあ、いつも大した事ではないので、大袈裟な・・・って思っていたら

パソコンから女性の声で

あなたのPCはダイニバンクトロイヤに感染しています。
フリーダイヤルで当社に今すぐお電話ください。
マイクロソフトサポートエンジニアがお電話でウイルスの削除方法をお教えします。

お電話される前にこのページを閉じた場合、我々は当社のネットワークが更にダメージを受けないようパソコンを無効にし、サイバーセキュリティにレポートします。

・・・何したの?

メールを見てたらこんな事に・・・

画面には、マイクロソフトっぽいWindowsのやインターネットエクスプローラーのマークと

「マイクロソフト フリーダイヤル 050-5806-5478にご連絡下さい。」の表示。

別窓で

「注意!!重大な警告を無視しないでください。」

と書かれたポップアップメッセージもあり、マウスでページを閉じようとしても閉じられません。

本当にマイクロソフト?!URLを確認

ブラウザのサイトURLをよく見るとマイクロソフトじゃない!
マイクロソフトならば、サイトのURLドメインは「microsoft.com」のはずです。

 
今回、表示されていたドメインは、「pc-defender-sistem-ezdofrjf1ylbmwy9.best

 

しかも、画面の電話番号にフリーダイヤルと書かれているにも関わらず、0120ではなく050ってどうゆうこと?

 

これは、完全に詐欺だと思ったので
キーボードの 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーでブラウザーを終了しました。

Ctrl + Alt +Delete」でタスクマネージャーを出してブラウザーを終了や再起動することもできます。

 

パソコンにはセキュリティソフトは入っていますが、ウィルスではないので検知されません。

画面での警告だけでなく音声でも警告されると、かなり焦ります。

焦って速攻で画面を閉じてしまいましたが、スクショや音声を録音しておけばよかったと後から思いました。

そう思って、3時間後くらいにブラウザの履歴からページを開こうとしたら、すでにページはなくなっていました

電話番号の検索をしてみたところ、クチコミでウィルス感染サポート詐欺の電話番号と出ていました。

マイクロソフトのサポートでも偽警告の一例が出ていました。

news.microsoft.com

ウィルス感染サポート詐欺 電話したらどうなる?

ウィルス感染サポート詐欺は、警告支持に従って電話をすると
パソコンを遠隔操作に誘導されサポート契約を結ばされるようです。

支払いには、クレジットカード、Amazonギフトカードやitunesカードなどのプリペイドカードで請求されるようです。

そういえば、このパターンは尾木ママこと尾木直樹さんがブログでPCハッキング詐欺にあったというのと似た手口ですね。

ameblo.jp

パソコンの警告音がなっても慌てない

パソコンやインターネットの利用には、OSを最新の状態にし、セキュリティ対策ソフトやフィルタリングサービスでセキュリティ強化は必要です。

また、安全のためには極力、怪しいサイトにはアクセスしないようにすることも大切です。

それでも、気づかないうちに危険なサイトにアクセスしてしまうこともあります。

今回のように、警告音や注意喚起のページが開くなど怪しいサイトにつながってしまっても慌てないのが重要です。

本当の警告なのか偽の警告なのかを落ち着いて見極め、偽物の場合はブラウザーを閉じ、再起動するなど、危険を感じたらそれ以上は進まないのが大切です。

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